社会人が給料から納める税金

          

こんにちは。MSJSサポートです。

すっかり春らしい天候になりましたね。

新社会人の方は新生活頑張っていますか?

初めての給料が楽しみですね。

社会人に方には当たり前の話ですが、毎月の給料からは各種税金が引かれています。

今回は、社会人の方が給料から納める税金の種類についてお話しようと思います。

社会人の税金

納める税金の種類

所得税

給与所得に対して課される税金で、初任給から引かれる税金です。

1年間の概算所得金額から計算され、過不足が生じた場合は年末調整の際に調整されます。

 

住民税

住民税は前年6月~今年の5月までの年収により決定し、6月の給料から支払います。

なので新社会人の方は働き始めて2年目の6月から天引きされます。
社会保険料

社会保険とは、社会保障の分野のひとつで病気や怪我、失業、労働災害、介護などに備えて企業や被保険者が保険料を負担する保険の事で、万が一の時に補償を受けられます。

社会保険は以下の5つに分類されます。

健康保険

健康保険は勤務月の翌月から支払が始まります。

医療費の負担を減らす事を目的に作られた保険制度で、健康保険に加入すると保険証を貰えます。

保険証を利用する事によって医療機関を受診した際の医療費の負担が減ります。

健康保険の支払は会社と折半です。

※加入している健康保険により負担割合が変わります。

会社で健康保険に加入していない場合は自分で国民健康保険に加入し、全額自分で支払う事になります。

雇用保険

雇用保険も勤務月の翌月から支払が始まります。

何らかの理由で失業した際に、一時的にお金を受け取る事ができる保険制度です。

失業した際の事情や状況により、給付される期間や金額が変わります。

年金保険

年金保険も勤務月の翌月から支払が始まります。

会社員の方は、厚生年金に加入します。

会社で働いていても厚生年金に加入していない場合は国民年金に加入する事になります。

厚生年金の支払は会社と折半ですが、国民年金は全額自分で支払う事になります。

介護保険

40歳になってから支払が始まる税金です。

誕生月の翌月から支払が始まります。

介護保険の支払は会社と折半です。

労災保険

会社が全額負担するので自分で支払う必要はありません。

労災保険は、業務上や通勤途中で病気や怪我をした際に給付される保険制度です。

求人票をチェックする際は労災保険の加入もしっかりチェックしましょう。

 

新社会人の4月の給料は多い

所得税以外は、翌月以降から支払が始まる為、新社会人の初任給は多くなります。

さらに1年目は住民税が掛からないので手取りは多くなります。

2年目の6月から給料がガクッと下がる事を想定しておきましょうね。

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